2024年05月09日

2024/04/28-29 魚野川 六日町〜小出 一泊パックラフト

水位:魚野川(小出) 88.84m(1日目)/88.83m(2日目)
最高気温/最低気温:南魚沼市 30℃/12℃
漕行距離:21.8km(1日目 10.6km, 2日目 11.2km)

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 和歌山から戻って中一日で新潟へ。ゴールデンウィークは前半から遊びまくっている。後半その代わり大人しくするが。
 熊野から送った宅急便は指定どおり昨日の夕方には自宅に届いた。これでフル仕様で準備ができる。今回もまったり川旅系のはずなので家に残っているもので一通り足りるはずだが、エマージェンシーキットとかエアポンプとか、完成した標準装備が使えないのは不安があった。

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 早朝出発で上野始発の高崎線に乗る。GWに突入したので新幹線などは軒並み満席になってしまっており在来線とはいえ大混雑になることもあるかと警戒しての選択だが、蓋を開けると拍子抜けだった。自分がいた5号車下側のグリーン車エリアには終点の高崎まで自分以外に「誰も」乗ってこなかった。意外にも程があるくらいに。わざわざ準備して旅行するような人はちゃんと新幹線指定席をとって出かける、ということか。
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 今回のパッケージはこんな感じ。EXPEDのTorrent 45をちょっとだけ改造(トップのベルトを長くして上に艇を載せやすくしただけ)したものに、バウバッグを取り付けた。パックラフト川旅には少し容量が足りない印象だが、宿泊装備を減らせれば対応できる。サイドのデイジーチェーンを活用しやすいようもう少し改造加えるとたぶんそれだけで解決だろう。
 上野始発を選んだせいで高崎の乗り換え待ち時間がちょっと長めになったが、ゆっくりとトイレなど済ませから水上行きに乗れた。これは18きっぷ時期にOne Dropさんに行く定番ルートなので勝手がわかってる。
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 順調に向かってますよ連絡をLINEにあげると、プロデューサーA(以後Aプロにさせてもらいます、すいません)も同じ列車に乗っていることが判明した。水上駅で合流して、続く乗り換えの上越線で色々と話しながら六日町駅を目指す。
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 六日町駅にて、ゴール地点に車を置いてからやってきたゆーみーさんお二人とも合流。総勢4名が今回の参加メンバーだ。Aプロのソロ予定のプランに乗っからせてもらった感じだ。

 魚野川は今までまったく自分の川選びに引っかかって来なかった川だ。Aさんが行くつもりと言っていたので調べてみると、いいじゃん、この川。流域のほとんどが上越線に沿っていて電車移動の自分にはありがたい。流れも穏やかそうで、上流に近い越後湯沢からだと途中に2箇所ほど構造物があって通過が難しいが、六日町から下流には注意箇所はあるにせよカヌーで下れる川のようだ。
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 ここから歩いて魚野川へ向かうが、せっかくだしどこかのお店でランチしてからとも考えたのだけれど、あんまりやってるお店が見当たらない。そうこうしているうちに8分ほどで橋まで来てしまった。
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 橋を渡る大荷物の4人。まだ4月なのにかなり暑いんですけどぉ〜
 渡って右手すぐのところにセブンイレブンがある。ここで買い出し。しかし大問題が発生。水が売り切れ! 2Lのペットボトルの水が、冷やしている分だけでなく在庫もないとのこと。他はともかく、水はここで確保しないと川旅が成立しない重要アイテムだ。
 500mLのものを4つ買う手はあるけれど、それもどうかと思うので、みーさんに荷物番してもらっておいて残る3人で少し離れたファミリーマートまで水を買いに行くことにした。これはいい選択だった。セブンにはなかった冷凍の500mLペットボトル飲料がファミマにはあったのでそれも買えたから。ありがとうファミマ。
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 セブンに戻って、食品はこちらで買った。荷物置かせてもらってたしそのくらいはお礼しないと。
 でも今回は家から冷凍のものを持ってこれているのであまり追加購入品がない。それでも夕食を豊かにすべく追加のおかずを少々と、地元のお酒のワンカップがあったからそれを買った。
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 再びザックを背に川へ向かう一行。先ほど渡ってきたより一つ上流の坂戸橋をスタート地点としてAプロが選定していた。これはさすがのチョイスで、出艇好適地だった。
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 橋の下に適度に空間があって日差しも雨も避けられて、川へのアプローチも良好。
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 まずはおにぎりなどで各自お腹を満たしてから出艇準備に入る。私のローグライトとAプロのストレウスはいつも通り。
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 ゆーみーさんもいつものアルパカ…じゃない? なんかお二人の艇がフュージョンしたみたいな色構成の二人艇が現れてる。まさかのタンデム!
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 そして、ドライスーツに必要な儀式を行うお二人。基本に忠実だ。私とAプロの服装はお気楽仕様。いや、私と一緒にされたらAプロに怒られちゃうか。だって私、家から出てきた服装そのままで川に入るし。
 靴下だけはそれでも履き替えた。ドライレイヤー・ソックスの上に履いてたのをライトクリマプレンに交換。メレルのサンダルはそのままで。上はウィックロンのTシャツにメッシュのアームカバー。下はドライレイヤー・ウォームのタイツにDW 5-Pocket pants。ほぼ夏仕様だな。

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 13時出艇。水の透明度が高くてとてもきれいだ。
 そして、この暑いのにドライスーツ大変だよな、とか思っていた二人は思い知る。谷川岳付近から流れ出す魚野川の水温のなんと低いことか。足元濡らすくらいは気持ちいいが、フリップしたら結構辛いぞ、この水温。舐めてはいけない魚野川。
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 また思った以上に流れが速い。おかげで漕いで進むどころかむしろブレーキかけるようにパドルを回す感じで、実に快適な漕ぎ出しだ。
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 遠くに積雪の残る山々が見え、空は青く澄んでそのコントラストが美しい。近くの低山は青々として緑豊かだ。こんないい川があったとは。

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 ダウンリバーの記録などを読んで情報収集して、魚野川って那珂川に毛が生えたみたいなもんでしょ? という感覚で事前準備してきた我々だったが、しばらく漕いでみるとどうも勝手が違う。ちょっと毛が生えたってな感じじゃないような…

「ねぇ、なんか…だいぶ毛が生えてない?」
「…毛深いね」

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 けっこうな瀬がやってくる。トリッキーなわけじゃないし素直に漕いでいればフリップすることはないだろうが、全員デッキなし・セルフベイラーなしの艇の我々の足元はすぐ水で埋まってくる。少なくとも初心者を連れてまったり那珂川、というレベルではない。

「だいぶ毛深いよ、この川」
「剛毛だ」

 魚野川は毛深い、と余人には意味のわからん言葉が我々の中に定着したのであった。

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 とか言いながら、ほんとに楽しい川だ。そのつもりで漕ぐなら、メリハリがあって瀬を楽しめて、風景はサイコーで、気分が上がる。強いていうなら送電線が多い土地ゆえ、鉄塔と電線が目につくことくらいか。
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 雪国まいたけの工場。そうか、舞茸生産は工場か。
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 左手の見た目から明らかに酪農系の建物はやはりJAの施設だった。

 流れが速すぎて1時間ほどで10km下ってきてしまった。野営可能な場所はそこかしこにあるけれど、Aプロ推奨はこのあたり。もう少し行くと浦佐の市街が見え出してしまい、そこから先は右岸左岸どちらかに工場や住居や道路などが視界に入ってしまう。
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 中洲は避け、石の河原になっているところで、と探していって条件に合致したところを見つけて野営地決定。ヨモギがちらほら生えているが、9割を石と砂で覆われているので、我々には好ましいコンディションだ。

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 まだ15時で気温も高く日差しもあり、艇も服もいい感じに乾いていく。パックラフト・ベッドを寝床にする私にはこれはとてもありがたい。
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 みなさん、テントやタープをきれいに張っていく。手慣れてるなぁ。
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 そんな中で私はこれ。パックラフトの上にビビィを載せたのが寝床。天気予報的に雨はまずありえないがそれでも一応と、雨具として持ってきたGnu S+Capeをパドルに被せて建てたタープ?っぽいもの。えー、だって雨降った時に頭の部分だけ空間確保できて着替えができれば最低限条件クリアじゃん。
 これを見たゆーさんの表情がすごかったとのAプロのコメントあり。私は見損ねたのが残念だ。私も宿泊装備をこれだけにしてソロで動くのは少し不安があったので、ベテラン衆と一緒の今日だからこそ選べたわけだが。でもきっと天気予報よければ次回はソロでもこれだろうな。

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 寝床ができたら次はリビングの整備。焚き火台と木炭を持ってきたのでそれを中心にテーブルなどをセット。椅子はCrazyCreekのHEX 2.0で。焚き火に近づくときはパックラフトを椅子がわりにするのはちょっと怖い。足元のFP Matはいろいろ使えて便利だ。
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 メスティン炊飯をオートですすめておき、炊き上がりそうになったら魚を焼く。コンビニで買った貴重な追加食材だ。
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 Aプロは栃尾のあぶらげを買ってきて焚き火で焼いている。コンビニでこんな地域名産品を見つけてくるとは、さすがだ。
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 日が暮れてきたので調理も第二段階へ移行。鶏皮の焼き鳥だ。ハナマサで冷凍で売っていたもの。SotoLaboのWater Bagと組み合わせて保冷バッグに入れてきたので、いい感じに解凍が終わるくらいになってくれているし、冷たい飲み水までできていて具合いがいい。
 じっくり炭火で焼いてみんなにお裾分けしながら食べたが実にうまい。しかし2本だけは載せきれなかったのを鉄板+ガスストーブで焼いてみたのだけれど、これはおどろくほどおいしくない。出てきた油がまとわりついてギトギトになってる感じ。焼き鳥は炭火に限るというのはまったくもって真実であった。そして日本酒と焼き鳥、素晴らしいコラボだ。
 わりと早く沈没したみーさんがテントへ戻り、3人で焚き火を囲いながら話をする。酒が強くない私も続いて眠くなってきたので、マイ・ベッドを焚き火の熱がギリギリ届くくらいのところへ運んできて、ビビィに潜り込む。右側に大きく開く構造なので、このままかろうじて談義に参加。そして当然ながらいつの間にか寝落ち(笑)
 ちなみにORのアルパインアセントシェルビビィはこの春の再販直後に瞬殺で各ショップとも売り切れてしまった。前回販売より大幅値上げなのに驚きの人気。今日はローグライトを上下ひっくり返さずマットだけ少し中へずらし、クライミットのイナーシャ X Liteを敷いた上にビビィを載せ、中はウォームアップシーツと、さっきまでかぶってたFlap Wrap II。中央の穴から顔出してたけど、焚き火まわりにいるなら前面は暖かいから羽織るだけでかまわなかった。
 ともかくこの構成で快適に眠れた。いちおうバグネットは閉めたけど、夜空を見上げながらの快眠だった。焚き火があるから星はあんまり見えなくて印象薄い。

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 朝。けっきょく使われなかった雨避けは明かり吊るし&物干し場として活用された。
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 みなゴソゴソと起き出し、早々に結露乾燥に入るあたりがなんとも旅慣れておられる。私もビビィを裏返し、ダウンキルトを羽織りながら乾かしつつ、湯を沸かす。まずは一杯のカフェオレから。
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 朝から飲酒のようにみせかけつつ、単に水を飲むコップがなくてワンカップタイプのお酒を選んでおいたので、中身は水だ。微妙に日本酒フレーバーはあるが。
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 例によってメスティン炊飯して、炊き上がったら味噌汁でご飯を少し減らし、あとはフリーズドライカレーで食べきる。

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 今回はハードなアガタ式ではなくAプロ式なのでゆっくりまったり行きますよ、と言われながらもなんとなく食後から着々と撤収作業を始めてしまう一行。もう習慣だな。
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 野営の跡はできる範囲で回収処理をして、完璧ではないがまぁこのくらいにはきれいにした。
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 艇を水際まで持っていって荷物を載せる。バウバッグの四隅のナイロンベルトで荷物を押さえ込むような方式を採用しているが、デイジーチェンのあるTorrentだとそこをくぐらせて締めるからフリップしても抜けて流れちゃったりする心配がない。途中でずれてくることもないし。Cargo 55でもだいたいそれに近いような固定ができるので、汎用性は高い固定法だと思う。
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 後ろは長いこと使っているφ2mmのラインを使った自作固定具でEnduro 25を固定。前後のちょっとした動きまではこれだと固定ができないので、スターン用の固定法をなにか考案するつもりでいる。細いナイロンベルトとか使うかな。
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 艇を水につけて出艇準備すすめる人たちと、
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 最後にサイトを見て回って忘れ物や処理不良がないことを確認する人。このゆーさんの几帳面さに助けられる。

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 2日目ダウンリバー開始。急いでないのに9時には下り始めてしまった。
 今日もいい天気だが、昨日の快晴とは少し異なり雲が少し出ている。
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 流れが早いのは昨日どおり。ほどよく瀬もあって、ここも初心者余裕、とは言ってあげられない。サニエモでPR2に一度参加しておいてもらったら大丈夫じゃない?というくらい。テクニカルではないが、ルート選びの眼は欲しい。
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 遠くに見える冠雪の山々、いいね。
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 浦佐を過ぎると左手は上越新幹線と上越線が伴走する。これはこれで好きだが、やっぱり野営場所には不向きだね。
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 難所と言われている八色大橋を振り返って撮影。左岸きわのところでテトラが切れてるのでそこを通過との事前情報でその通りに通れた。しかし今日の水位だと右端も通れたと思う。中央は広い幅でテトラ列となっているのでうっかり引っかかってしまうと立ち上がった時に足を挟まれて身動きできなくなってしまいそう。
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 水抜きがてら右岸の河原で休憩。だいたい今日の行程の半分に当たるだろうここまでを50分で来てしまっている。
 30分くらい、体を温めながらだべって過ごす。ここもいい河原なんだけど右手の工場が近いからなぁ。
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 水がきれい。北上川といい、あまりこれに慣れると長瀞あたりを漕ぐのがつらくなりそうで怖い。

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 川下り再開。このあとは右からちらほらと小さな川の合流が見られる。
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 地形も中洲っぽいものがあったりしてコース選びの面白さも出てくる。
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 支流は魚野川に比べてあまりに流れが弱いため遡上できちゃいそうなほど。
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 ここなんかそれなりに水は流入してるのに、魚野川が強すぎてエディになっちゃってるし。
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 左手の土手に桜の木が植っている。今年はあまりに4月が暑すぎて、例年だと今ごろが花見時期のはずなのにすっかり葉桜っぽくなってしまっている。多少咲いているのは品種が異なる桜を混ぜているかららしい。
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 さあ11時すぎでもうゴールが近くなった。小出の橋をくぐった先が今日のゴール地点となる。
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 左岸は草ぼうぼうの地形が続いている。右は護岸地帯で、ところどころ階段状になっていて上陸地点としては右が優秀だと思っていた。
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 だが最後の最後で左にこんな細い側副路が。迷わず入っていくAプロとゆーみーさん。私も続く。
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 ここでゴール。上から見るとこんな地形だ。面白い。
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 そして艇を背負って25mもあがるとそこがアスファルトの駐車場で、ゆーみー号が置かれてる。
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 小出駅の出入り口と反対側に当たる場所で、停車している列車が見える。ここはいいゴール場所だ。
 通りかかった車から、釣り帰り?の方が声かけてくれる。やっぱり普段はもっと水位は低いそうだ。カヌーの人に対する風当たりはそんなに強くなさそう。Web記事で見かける通り普段はこんなに毛深くないんだろう。
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 乾燥作業しながら、着替えはこっそり裏手に回ってすませて、1時間ほどでパッキング終了した。ここからゆーみーさんたちはクルマで帰路へ。Aプロと私は電車組だ。渋滞が危惧されるのでゆーみーさんには先を急いでもらうべくここで解散した。小出のインターチェンジがすぐ近くなので車移動にもいい場所らしい。
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 我々は駅の南側の地下歩行通路を抜けて駅前ロータリー方面へ歩く。あまりお店やってないけれど、Aプロが目をつけていた食事処は2つとも営業していた。駅前すぐの富貴亭に入る。この時点では他にお客さんがいなかったので大荷物おかせてもらっても迷惑かけずにすむ。
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 メニュー見て、イワナ定食にあまりに惹かれすぎて二人とも同じものを頼んでしまった。するとタモ持った店員さんがおもむろに水槽から魚を2匹捕まえる。あれ、イワナか!
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 イワナ定食。大変美味しかった。このあと電車で帰る我らに制限はない。ビール飲むぞ。Aプロはさらに地酒も嗜んでおられた。すっかりいい気分。2時間近くあったはずの電車までの待ち時間が、飲みながら次の川の話などしているうちに過ぎていってしまった。
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 狙っていた酒屋さんがお休みだったのは残念。諦めて駅へ。
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 小出の駅は只見線の西側の起点だったのだな。全線再開通記念フェアをやっていた。ちょっと何か買ってあげればよかった。ここから会津若松行きの列車なんてのを見ると乗ってみたくなる。もちろん18きっぷ時期に。でも列車数が少な過ぎてどうやっても日帰りで家まで辿り着けないんだよね。

 Aプロは行きと同じ普通列車乗り継ぎで都内へ。その方が利便性がいい。私はこのあと用事が入ったのと、行きの電車の中でたまたまとき号に空席が生じたのを見つけてしまったので、e割で席を確保して浦佐乗り換えで新幹線に。
 このあたりも選択肢があっていいところだ。ゆっくり旅気分なら在来線で5時間かけて。急ぎなら新幹線使って2時間半で。クルマだと検索で3時間見込みと出た。
 17時には家に着く。新幹線ほんと早いな。荷物置き場があるJR東日本の新幹線はぱっくらふたーの味方だ。

 魚野川は、もしかすると水量的に今がベストだっただけかもしれないが、非常に楽しめる川旅の川でした。企画してくださったプロデューサーAさん、ありがとうございます。
 このあと夏から秋にかけての水位変化と釣り事情など追いかけてみて、今度はさらにゴール距離を伸ばして信濃川合流手前あたりまで下ってみたいと思います。
posted by REI at 08:16| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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